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■ 日本家族社会学会賞(奨励論文賞・奨励著書賞)について

 本学会では、優れた業績を顕彰して家族社会学研究の発展と会員の研究意欲を称揚することを目的として、2001年に日本家族社会学会賞の規程と細則を制定しました。当初は2年に1度、2010年からは3年に1度、日本家族社会学会賞(奨励論文賞)を授与してきましたが、2016年に奨励著書賞を新たに加えることを決定して規程と細則の改訂を行い、2018年に第1回奨励著書賞の選考を行いました。

「日本家族社会学会賞規程」についてはこちらをご覧ください。「日本家族社会学会賞規程に関わる細則」についてはこちらをご覧ください。

■ 第9回奨励論文賞を授与いたしました

 2022年の日本家族社会学会賞(第9回奨励論文賞)については、選考委員会での厳正なる審査の結果、受賞者と対象業績が次のとおり決定しました。 *著者名のアルファベット順

栗村亜寿香「戦後日本における家族の民主化論の検討――家族成員の自律・
対話と親密性の両立可能性に関する試論」(『家族社会学研究』第32巻第
2号)
斉藤知洋「シングルマザーの正規雇用就労と経済水準への影響」(『家族社
会学研究』第32巻第1号)
渡辺泰正「配偶者との交際期間と同棲経験が結婚満足度に及ぼす影響」
(『家族社会学研究』第32巻第2号)

第32回日本家族社会学会大会にて授賞式が行われ(2022年9月3日)、会長より受賞者に第9 回奨励論文賞が授与されました。受賞された栗村亜寿香会員、斉藤知洋会員、渡辺泰正会員の今後のさらなるご活躍を期待いたします。

■今期の学会賞委員会では、2024年度に「第3回奨励著書賞」、2025年度に「第10回奨励論文賞」の選考を行う予定です。

■ 過去の奨励論文賞・著書賞の受賞者および対象業績

※論文はタイトルをクリックすれば本文と要旨をお読みいただけます。

奨励論文賞
第1回(2001年度)
加藤彰彦1998「夫婦形成タイミングに対する定位家族構造の効果とそのコーホート間変動―NSFHデータにみる米国家族変動の一側面」『家族社会学研究』10 (2) : 111-127.

第2回(2003年度)
末盛慶2001「母親の就業は子どもに影響を及ぼすのか―職業経歴による差異」『家族社会学研究』13 (2): 103-112.

第3回(2005年度)
平井晶子2003「近世農村における世帯の永続性―歴史人口学的分析」『家族社会学研究』15 (1): 7-16.

第4回(2007年度)
該当なし

第5回(2010年度)
野田潤2008「『子どものため』という語りから見た家族の個人化の検討―離婚相談の分析を通じて(1914~2007)」『家族社会学研究』20 (2): 48-59.

第6回(2013年度)
久保田裕之2011「家族福祉論の解体ー家族/個人の政策単位論争を超えて」『社会政策』3(1): 113-123.

第7回(2016年度)
知念渉 2014 「『貧困家族であること』のリアリティ―記述の実践に着目して」『家族社会学研究』26(2): 102-113.

余田翔平 2014 「再婚からみるライフコースの変容」『家族社会学研究』26(2): 139-150.

第8回(2019年度)
本多真隆 2017 「近代日本における『家』の情緒―1890~1910年代における伝統的家族像の形成」『社会学評論』68(3): 424-441.

奨励著書賞
第1回(2018年度)
三部倫子 『カムアウトする親子―同性愛と家族の社会学』(御茶の水書房、2014年6月)

中島満大 『近世西南海村の家族と地域性―歴史人口学から近代のはじまりを問う』(ミネルヴァ書房、2016年3月)

第2回(2021年度)
税所真也 『成年後見の社会学』(勁草書房、2020年2月)

戸江哲理 『和みを紡ぐ―子育てひろばの会話分析』(勁草書房、2018年2月)

野辺陽子 『養子縁組の社会学―〈日本人〉にとって〈血縁〉とはなにか』(新曜社、2018年2月)

本多真隆 『家族情緒の歴史社会学―「家」と「近代家族」のはざまを読む』(晃洋書房、 2018年2月)